マリッジリング ネットワークカメラ

*♪【創作SS】空に願い、星に願いを*

或る晴れた日の午後。
(嗚呼、眠い………。人生。堕落している。)
泣きたくなるような感情が、私の胸の中を走っていく。

二十代を越えて。もう、三十路だ。
自分に白黒が付かない時点で、迷っているのは確か。

(悩めば良いよ。CaseバイCaseですよ。)
私の脳裏に、初恋の彼の声が、ふと、霞んで消えた。
私の名前、郁。
いろいろ考え込むのも、趣味のひとつだけれど、歳は、30歳。
本当は、充実について悩んでいる。

(より良い生き方なんて、無いよ、郁。)

恋にかまけていた二十代と。大人に、淑女になる三十路とでは、考え方なんて変わると想うよ。

切なに、彼のコトを慕っていても、自分自身が切なくなるんだ。

(………胸の鼓動を感じる。)

早く大人になりたい、そう想っていたあの頃を。


想い返すと、三十路になった自分自身とでは、考え方やプライドや世間体なんて、今は昔。
そんな事で、もう立ち竦んでなんかいられない。

何を考えて居るのかって?!
自分自身で悩むよりか、誰かに打ち明ける事が、大事だと思い始めた。


………一寸先は闇をも同じ。


それは、たまに想う事がある。
…………もう、恋はしたくないんだ。


別れた彼に、最期に伝えた此のコトノハ。情けないんじゃなくて、ただ単に、ヒトにも、恋にも、自分にも、不器用なんだと想うんだ。


(迷ってはいけないよ、しっかり。)
って。


目の前を、視線を遮って風を切って歩くダンディーな紳士に掛けて貰ったコトバ。

自分がたまに何を考えているのか読めない。


泣きたくなるような感情。
自分の想う気持ちは、そりゃ、儚い。


泣きたくても、最近、涙なんて出やしない。

彼を呼び戻そうと、
携帯のメモリを呼び出した。


電話を掛ける勇気がない。

ふと、メモリを開いたまま、通話ボタンを押した。


(「只今、留守にしております。御用の方は、メッセージをどうぞ。」)

(え………。
何だか、つまらない木曜日だな。)

彼の声が聞きたかっただけだ。
ヒトへの甘え方が、上手くない自分。

恋に良し悪しなんて考えない。
毎日が夢のように進んでいく。


………この恋に、付け足して想うのならば。


「所詮。言わば、恋は片道切符なのだ。」


FIN



*言い訳スペース*


昔に書いた作品。
2008年頃、
プロット浮かんだのはflumpoolの
星に願いを、より
モノローグ、
みたいなもんで、
心理描写は頭痛くなるくらいヘタなんで。
情景描写もヘタだけど
上げてみまーす★+゜゛


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2010年05月07日 | Comments(0) | Trackback(0) | 純水小説
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